2013年8月18日日曜日

鏡の中

カーブミラーに写る路地はどこかちがう世界へ誘う路地みたい

千日紅

この花の名を知ったのはつい最近のこと
こんなにかわいい花が、こんなに身近に咲いていただなんて
もっともっとゆっくり歩いてみよう
もっともっといろんな花に出会えるよ

ユピテル散歩






Jupiter、ジュピター、ユピテル、木星
木星は太陽系で最大の惑星で、占星術では快楽、喜びの星
ホルストの『木星』ってそのイメージを曲にしている
そんなことを知ってか知らずか、Jupiter-8 はやわらかくおおらかな眼をしている
もちろん絞ればもっとキリッとした画を描き出してくれるんだろうけどね
被写界深度で遊ぶってホルガレンズではあまりできないので、やっぱりおもしろい

ホルガレンズひと休み


ソヴィエト生まれのJupiter-8 ロシア語でユピテルって発音するのかな?
ここのブログに詳しいです。写真もきれい http://xylocopal2.exblog.jp/8813249
このレンズのシリアルナンバーは60から始まっているから、1960年製
今から半世紀以上も前だ
このレンズはF2の明るいレンズで、絞りを開けばやわらかい描写をしてくれる
NEXに付ければフルサイズ換算で75ミリほどの中望遠になるからポートレイトにぴったりだね
NEXにはアダプターを介して装着するのだけれども、このアダプターだとレンズの距離、絞りの表示がカメラの下部になってしまって、そこがちょっと使いづらい


木陰の古本市




恒例の納涼古本市
小川のせせらぐ森の木陰に本の宇宙に迷い込む
こどもたちの宇宙は文字には立たないようで、玉すだれや小川の水にはしゃいでる

ひまわりっ!

この一枚が撮れただけで、もう今年の夏はしあわせ
ホルガの眼が映しだしてくれた、まぶしく輝くいのち

2013年8月17日土曜日

夏草のトビラ


夏草に埋もれゆく赤錆びたトビラ
そして草刈りのすんだ堤防にすくっと立つ電柱

惑星ネギ坊主

どこか他の星に降り立ったみたい
そんな妄想をしてしまう
見た目はこんなんだけど、虫たちからは人気があるようで
チョウやらハチやらたくさん蜜を吸いにきていた


はねる

光のなかではねる
うれしい、たのしい

ぼんやり昼下がり

夏の昼下がり
椅子がぼんやり坐ってた

夏が来た

夏草のツルが標識を飲み込み始めた
夏が来た

初夏の自転車散歩




おおきく深い息をして、澄んだ青空を吸い込んで、
萌える里山のあぜ道を、自転車を押してダウンヒルしてひと休み

ひなげし散歩











シンプルに軽やかにたおやか
この花を見ていると、こころのなかで何かが響きあう
それが何かはわからないけれど、空に浮かぶように気持ちいい

初夏、ひなげしの咲く頃に


鯉のぼりが五月の乾いた風を飲み込んで泳ぐその下で
ひなげしはその風にちょうちょのように揺れていた
大好きな花
この花を撮りたくて、ぼんやりカメラを持って自転車でふらりふらり

春のぼんやり散歩そのよん

ホルガレンズはおもちゃレンズ
こんなふうに遊べる
気楽に気軽に、初めてカメラを持ったこどものように


春のぼんやり散歩そのさん


疎水べりの古い洋館
花の時期の特別公開
大きな窓に春の陽が差し込む
ひねもすぼんやりしていたいな

春のぼんやり散歩そのに


お花見散歩
住宅街の中の疎水べりの桜並木は、おだやかに心に染み入るようで、ぼんやり夢心地になるのです


春のぼんやり散歩そのいち

トンネルを抜けると冬だった
麓の桜は満開なのに、山の上の牧場は粉雪が舞い真冬のように寒かった

ワイドコンバーターレンズがきちんとはまっていなかったみたいで、
こんなトンネルの向こうのような風景